死ななきゃOK

死んだ方がいい、死にたくない、いろいろあるかもしれんけど、とりあえず、死ななきゃOK。っていつも言えたらなぁ・・・

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2008.06.27 23:59

 大人気、『Lの世界』のVol.1見ましたよ。

 よく出来てますね。なんというか、単にレズの女性にすべて思い通りいかせるんじゃなくて、ちゃんと、「世の中そんなにあまくねーよ」という部分もちゃんと描きながらも、それでもレズの魅力を描いています。もちろんそれは体験談があるからでしょうが、その中からでも、成長や信頼関係や愛を掴む・・・というのが、この作品のメインで、必ずしもレズの事情だけを描いたわけではないからヒットしているのだと、思います。

 ・・・・・でも、男が見てどうなんだろうね?

 普通の異性愛者の男って※「ホモはイヤだけどレズはいい」って言う人が多いんですけれど、実際、この「ほとんどレズがストーリーをつくったドラマ」なんで、「男なんていらねー!っていうかいるわけねー!」という、最近の「anan」とか少女マンガ見て「女って怖いな」と思ってる人には卒倒ものかもしれません。
※…こういう書き方すら差別といわれるほど日本では同性愛がメジャーじゃないけど、そのうちこういう書き方も許されなくなるかもねぇ。

 ま、そういうところが面白いのもあるんですけど、やっぱりストーリーがちゃんとしてるところですかね。正確にいうと、メインキャラクター(もちろんレズの)側の描写はすごくしっかり描かれていて、制作者は間違いなく女、しかもレズというのを感じさせる部分ですが、その分、異性愛者(ヘテロセクシャル)の男の描写が、現代的ではあるけれど、とても魅力がない(笑)。
 実際にレズからしたら魅力がないのかもしれないが、もう、これは、古い男女感をお持ちの方が見たらビックリするぐらい、女が男をコケにしてるシーンが多いですね。仕方ないですけどね、時代を掴めずにあぐらかいてる男がいるから。

 これは、レズの人ならではの書き方だと思う。
 それだけ男に幻滅してるからだろう。若い女性はとかく、『花より男子』等、少女マンガで描かれる男性像は、男と、ある程度歳の行った女ならば、「そんな奴いねーよ!」とわかるようになる。多くの、「実はあまり幸せを感じてない」女性は、あきらめて渋々男と付き合っている・・・というのが現実ではなかろうか?レズじゃなくても(熟年離婚が多いのもそこだろう)。

 その中で、自分の「そばにいてほしい」「わかりあいたい」という気持ちを能動的に追いかける、(年齢もある程度行って)経済的・社会的に自立した女性が、それを「(どうせ見返りのない)男に求めずに」、女性に求めてレズに走ることが多いのだろう。そういう部分が、男からしたら自分勝手に見えもするだろうし、女性からしたら、「私ができないことをしてくれる」とか「うらやましい」というような、爽快感を与えることもあるのがこのドラマなのだろう。

 まぁ、今まで男がやってきたことを、女もしだした、とも言えるけれどね。「女は母親になるとオバサンになるから、若い女の子と恋愛したいよぉ」といって不倫する男とか。
 もちろん、先天的に、レズの素質がある人も中にはいるだろうが、最初からレズとは限らない。そして、『Lの世界』でもここが重要なのだが、周りがゲイに対して寛容な環境だと、それに簡単に入りやすいということだ。

 だから、「昔こんな気持ち悪いの(精子)を飲んでたなんて信じられない!」と登場人物が語ったりするのだろう。でも、これって、レズの人だけの気持ちじゃないのよねぇ。そこんとこ、男性陣は気づかないとね。時代は「精子をポットに入れて受精する」時代なので。

 個人的にこのドラマがよくできてるなと思うのは、そんなコケにされまくる男性陣ですが、彼らは彼らなりに時代の変化(エイズの登場とか)を象徴した存在として出てきます。「朝食を作る男」「目覚めたらやさしくキスをする男」「セックスに『意味』を求める男」「自分の『種』を大事にする男」・・・・などなど。

 そういう現実が、「昔の男みたいに元気な精子だけくれればいいのに!」というもどかしさに(笑)繋がるのでしょう。女が男性的になった分、男が女性的になったというか・・・。だからこそ、レズにすべていいように回らない社会が出来てて、その中でも、生きていくこと、成長していく姿を描くのがこのドラマを「ただのレズドラマ」じゃなくさせているのでしょう。
 「精子のためのセックスなんて馬鹿げてたわ」って気づくところも、大人ですよね。男の「妄想」するレズとはだいぶ違います。本人たちの中では、これは、男女関係とイコールなのです。だから、他人の精子でも、相手の女性の肌の色・髪の色じゃないと、変だと思ってしまう・・・・。

 だから、男性にも、オススメできますが、レズじゃなくて、「ゲイ」を肯定してるので、ホモカップルが子供を育てたりしてるシーンなんかも出てきますので、生理的に受け付けない人もいるかもなぁ。でも、西海岸って割とこういう部分があるってことは有名・・・よね?

 

 男が「いい男」だと思う、「誠実な男」でも女に負けちゃうんですから、男性陣は、大変ですよ?「そんな女なんか願い下げだね!」といってると、この回に登場する、ストレートな女がレズになっていく・・・・みたいなこと、起こっちゃうかもしれないですからね?
 なんでって? これ喜んで見てるのって女性・・・・でも、「男なんかいらねー!」と行動に起こせる女性はいないだろうなぁ。そういう力はないかな、このドラマ。

 まぁ、細かいこと言えば、彼女がレズになった男も、「保護者感覚」「自分にわかる範囲でしか相手をわかろうとしない」など、あくまでも「男」なので、しかたないと言えばしかたない・・・・・と済ませられないでしょうねぇ、男からしたら。
 日本じゃこれで捨てられることはまずないだろうけれど、LAのように女性がより積極的に幸せを求める所では捨てられる・・・・・気がする。でも、どうなるんだろうねぇ、これから。実際にそう簡単に「捨てられない」現実があるからこそ、こういうのをドラマに組み込むわけだしねぇ。よくできてるよねぇ。

 個人的に、カフェの主人、マリーナがジェニーを見る目が怖い・・・・なんていうか、同性愛者特有の「蛇のような目」がリアルで怖いです。それはきっと、「狙った獲物」を逃したらチャンスが少ないことを知っているからでしょう。いやぁ、リアルだ(←なんで実感こもってるの?)。

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