死ななきゃOK

死んだ方がいい、死にたくない、いろいろあるかもしれんけど、とりあえず、死ななきゃOK。っていつも言えたらなぁ・・・

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2008.11.23 23:59

 WBCの選手派遣中日ゼロ(正確にはチェンと李の2人は出す予定)について、また去年の采配同様大もめですね。

 なんかもう、あれですよね、「いい酒の肴」ですよね、いわゆるKYの落合監督って。何をしても。
 あの人、基本的に日本人的(正確には近代日本人的な)な横並び&縦社会が好きじゃないですからね(野球部を8回退部するぐらいだし)、「みんなで足並みそろえて頑張ろう、つーか頑張らないなんてあり得ない」と言われても、従うわけがない。従うようならきっと、「落合博満」はいなかっただろう。

 それを気に入る人と、気に入らない人がいる。だからこそ、もめる。この件をスポーツ仲裁裁判所に持っていけばまず間違いなく、首脳陣が悪い、もしくはNPBの不手際、ということになる気がする。落合の言うことは正論だから。

 ただ、世論とか空気とかそういうものが、気に入らない、許さない風潮を加速させる。そしてその原因を作ったのが、首脳陣の、「振られたショック」から来る恨み節と、落合への不信だ。

 

 この問題で抑えていなければならないポイントは

  1. そもそも、原が「1球団だけ理由もなく協力しない」と推測の域を出ないことをマスコミに喋ったことがことの始まり
  2. ついでに、山田コーチが「大事な一人が欠けた」と、自身もコーチ自体に信頼してきた「10年に一人の逸材(山田言)」である岩瀬が辞退したことを暗に匂わせた
  3. 与田コーチも新聞で「参加しない意味がわからない」と言った…のは誰も見向きをしないからいいんですけれど

 というように、まずはWBC日本代表首脳陣から端を発した騒動だということ。まず、事実確認をせずに一方的に「憤り」をマスコミに伝えてしまったことが問題だろう、星野監督みたいに

 監督会議の内容を、WBC監督選考の時は話さなかったのに、選手選考の時は話してしまった

 これをしなきゃ、こんな大事にはならなかっただろう。いつも、クリーン&フェアという、密室会議に向かない原監督ならではの、勇み足だ。というか、基本的に「落合は協力的ではない」という意識が根底にあったのかもしれない。というかあるからだろう。基本的に信用ならないのだ。
 去年のCSで初戦に小笠原先発をさせるところが信用できないのか(笑)、それともマスコミに故障情報やブルペンを見せないからなのか、原が星野の影響を色濃く受け継いでいるからか、とにかく、落合を好意的に思ってないからこそ出た発言だろう、それは間違いない。ブラウン監督もそうだ。

 「落合の指図で参加しないのだ」と思って思わずポロッと言ってしまった。球団ぐるみの犯行だと。自分のチームの優勝が大事なんだと。ちょっと失言じゃねーのかと思うが、野球界ではよくあることだ、言ったもん勝ちだ。
 ONや星野のように自分のカリスマ性(というか強制力)がないのに気づかされた腹いせかもしれないが

 まぁ、いつもマスコミにサービスをする人たちなので、習慣でしてしまったのだろうが、逆にマスコミにいい顔をしない落合とは基本的に合わないのだろう。どっちが良い悪いではなく、基本的にスタンスが違う。合うわけがない。
 落合としては、マスコミに話す前に直接話してこいよと言いたいのだろうが、そんなことしないのが彼らだ。彼らはそういうやり方でこれまでやってきた。戦犯を堂々とマスコミに話したり。そしてマスコミはそういう彼らがありたがい(つまり記事が書きやすいからサービス精神旺盛で素晴らしい)から、そっちが正しいとしやすい。政治でもそうだ。いいコメントをしてくれる首相の方がいい。政治能力じゃなく。ああ、大人ってドロドロしててイヤね。

 そして、体育会系の気質の彼らとは違い、そういうやり方で辛酸をなめてきたから、マスコミに「私は貝になりたい」となった落合・・・・・こういう問題は起こるべくして起こったようにも見える。

 だってさぁ、「中日だけ自分たちがよければいいと思ってる」というのはいささか暴論かと。だって、台湾人のチェン、韓国人の李は出してもOKなんだから。自分たちがいいということはないでしょう(奴らが戦力じゃないという人もいるけど、高橋よりは戦力)。
 つまり、WBCに協力的じゃないから卑怯だと言いたいんだけど、本質はそうじゃなくて「日本が大事じゃないのか、この非国民が!」と言いたいだけなんだよね。つまりホントは、誰も出したくねーけどみんな出すんだからお前の所も出せよ・・・・と原は内心思っている。だから、協力がないように感じて喋ってしまった。出したくないワケじゃなく、「出ない」というのは、似てるようで違うのに。出したくないなら、五輪の時のヤクルトのように林(イム)を出さない、ってこともある。でも、中日はチェンと李は出たいと言ってるから出すと言ってる。それを原は知らない。そう、知らないのだ。

 そこにそもそもの問題があるのだろう。

 原をはじめWBCの首脳陣は、昔の五輪ならいざ知らず、今の野球の国際大会は「全員参加」が当たり前であり(どこの国もそうじゃないけど)、そうしなきゃ勝てない、そう思っている。勝ちたいからこその勇み足とも言える。しかし、だからといって、「勝つ」ことのためにすべてが優先されるべきだという考え方が通用する人ばかりではない。そして通用しないのが、縦社会大嫌いの落合だ。

 別に今回の辞退は落合の指図でもないだろう。てれびや新聞でWBCに選ばれたら出たいと言っていた高橋・浅尾が辞退したのも、五輪の時もそうだったけど「出たい」と言ってるマサをさしおいて、中田・朝倉をさしおいて、今年半分ほど活躍した自分たちが現実的に選ばれたらとても「行きます」と素直に言えるものではないだろう。ダルビッシュのように若くても活躍している選手ならいざ知らず、全国的にはまだ無名の二人が「はい行きます」と言えない気がする。行きたいとは言えても、現実になったら行けないと思う。夢と現実は違う。

 そこでも原と同様山田コーチの勇み足があった。先週のサンドラで暴露していたが、この二人を「ねじこんだ」のは、他ならぬ山田である。中日監督という経歴もあり、親心もあったのだろう。二人の可能性を信じて、国際舞台の経験を踏ませたかった。けど現実は、負けたら強烈なバッシングのある大会になってしまったので、よけい軽い気持ちで参加することが出来なくなってしまったのだろう。男気を重視する人には信じられないことだが、若い人にその男気はあまり通用しないと思う、残念だが。
 そして(どうせ2次選考で却下される二人はいいけど)、自分が育てた岩瀬まで自分を裏切るとは!というショックが大きかったのだろう。別に裏切ってるわけでもないのだが、もう年だし、五輪のあとWBCという体力も精神力もないような気がする、現実的に。

 そういうことを、自分が育てたと思うなら、直接話をするべきだった。した上で、「球団がダメって言うんですよ」と言うのなら、そう言えばよかったのだ。

 そんなわけで、WBC首脳陣の行なう「選手決定」は、しだいに「赤紙」になってしまった。「やる気」を集めたいと言っておきながら、「わしゃお国のために戦いたいんじゃ」と立候補するジジイ(山本昌…コントロールいいから意外と通用すると思うんだけど)は無視して、立候補していない若者を「お国のためだ、死んでこい」と赤紙で招集して、そして大東亜共栄圏という理想のために戦うんだから断ることなど許されないとして、戦地へと連れて行く。もしそこで上官の命令でポカをするとしよう。そしたら戦後その若者はどうなるか?・・・・・・・BC級戦犯とされて、死刑だ。それが、『私は貝になりたい』という作品だ(注:宣伝じゃありません)。

 そういう、上官の命令は絶対である風潮を嫌う落合が、そういう論理で「空気読め」「ずるいぞ」「この非国民が」という風に責められたのだから、珍しくキレてしまうのも当然だろう。落合は星野と正反対なのだ。星野的なものを色濃く受け継ぐ原(ただし非暴力である)とそもそも合うはずがないけど、それをマスコミを通じて会話をしてしまった。これは原の落ち度だろう。自分がいつも正しいと思ってヨイショされているかわいそうな男なのだ。巨人の四番としてヨイショされて、ロクに練習もしないで、落合が来て練習量の違いに愕然としたときは時既に遅しで引退するしかなかった、かわいそうな男なのだ。だからすぐ涙目になる。

 話がそれたが、問題を直接問いただせばいいのに、マスコミを通すということはつまり、選手が行きたくないなんて言うはずないから(お国のためだから)、落合や球団がそう指図したんだ、と思っていたからだろう(実際にそうしたかどうかは私は知らないが)。その根底には、不信があるのだ、基本的に。山田は中日監督をシーズン中に更迭されたしね。そういう個人的感情を抜きにして「なんでこんな名誉あることを辞退するのか?」という思いが首脳陣にあったのだろう。
 その原因は落合というよりは、ぶっちゃけてしまうと首脳陣のカリスマ不足もあると思うが、WBCに参加する意義を伝えることが足りなかったこともあると思うが、それよりも、「赤紙」式にするならば、「理由のない辞退は認めない」とすればよかったのだ。そういう意味で、落合の意見は正論である。正論だから通じるかといったら通じないのが世の中だけど、WBC首脳陣は一方的に非難をしたことを詫びる必要があると思う。「空気読め」とか「お国のため」という強制力は、基本的に、憲法違反だから。基本的人権の尊重をしていない。「呼べば来る」というのは、安易に考えすぎだし、各国のWBCの事情もよく知らない人のように見えて先行き不安である。

 一ファンが言うのは自由である。強制力がないから。けれど、責任ある立場の人間が安易な発言をするのは、それでは星野体制と同じだと思う。これでは、始める前から「負けたら中日のせいだ!」と言っているようなものだ。それこそ、一枚岩で戦えないのではないのだろうか?

 大日本帝国時代、日本ではそういう理由で罪もない人びとが罰せられた。自決させられたりもした。すべてがすべてそういう人間ばかりではなかったが、戦局が悪くなればなるほど「誰か」を悪者にしたて、それを叩くことで正義を振りかざしたのは何も将官だけじゃない。一般人もそういうことをした。「日本国が負けたらどうする?貴様のせいだ!」そういうリンチも、村八分もあったという。そして日本はどうなっただろうか? 「武士の魂」などと吹き込まれた人間達が一体どうなっただろうか?

 今回のWBC日本代表を、「サムライ・ジャパン」にすると決めたらしい。

 「サムライ」とは便利な言葉だが、明確な定義は存在しない。世界に知られている「サムライ」は、新渡戸稲造の「武士道」に基づくサムライだが、それだけがサムライのあり方ではない。

 WBC首脳陣のような、「みんなで勝利に向かって一つになろう」というのは、集団で人を襲うという忠臣蔵的なサムライ像なのだろう。というか、隊内粛正の激しかった新撰組的とでも言おうか。かたや、無骨なまでに信念を貫き通す落合監督もまた、一人で戦うという、宮本武蔵的なサムライ像なのだろう。

 そういうことを考えると、安易に「サムライ」と使うけれど、この、サムライジャパンも、サッカーのサムライブルーも、意思統一できないような気がする。「日本人ならサムライらしくあれ」という、言葉の意味はよくわからんがとにかく凄い自信だ(byキン肉マン)という感じでは、痛い目をこきそうな気がする。

 大体サムライってなんだよ。負けたら切腹してくれるの? しないでしょ? 切腹しないサムライなんてサムライじゃないんじゃない? 死ぬ覚悟があるから美しく、強いサムライになるんじゃなかろうか。それも一つのサムライ像なんだろうけど、日本人が失った魂だというのなら、まさにそれじゃなかろうか? バッシングされたら逆ギレする某監督とか、ちっともサムライらしくない(だからサムライとは誰も言わないが)。

 サムライっていうのは、周りが言うことで当人が言う言葉じゃないんじゃないかな? 私はそう思う。「俺はサムライだ」と言ってると、イバリくさった悪いサムライになるのがオチだ。「サムライとは何か」そう言うことを突き詰めていくからこそ、本当の「武士道」となるんじゃなかろうか?「サムライ」から、その、「道」の概念がすっぱりと落ちてしまっている。

 だから私思うんですよ、もう、「サムライ」なんて言葉は捨てて、「ニンジャ」にしようじゃないかと(えー)。日本野球ってホラ、足技・小技・緻密な戦術・細かな投球術・堅実な守備・地味でも確実に相手を殺す野球・・・・・ホラ、やってることはサムライじゃなく、忍者じゃん!?(えー)

 当ブログは、「ニンジャ ジャパン」なら誰が監督でも応援します。

 いやでも、結構マジですよ? サムライって言葉は一人歩きしてますから、「サムライらしく頑張ろう」って言ったって、みんなの意思疎通なんて出来ないと思うから。現に出来てないでしょ? 「ニンジャらしく頑張ろう」ならみんな、「忍」という言葉を合言葉にして(決してショーコスギやNARUTOのイメージではなく)、きちんとニンジャらしくすると思うんですよ、私。そういう方が、集団として戦うとき、自分たち以上の力ってでるものですよ。っていうか、人をまとめる上での常識ですよね?? コンセンサスというやつですよ。サムライでどうやってコンセンサスを取るのか私にはさっぱりわかりません。
 まして、カリスマ性がやや足らない原監督なんですから、真面目に考えないと、痛い目に合う気がします(個人的には原監督では誰を集めても負けそうな気がしますが)

 けど、野球も結局は、マスコミ向け、商売向けですから、そういう、言霊のないキャッチコピーでCMしてるだけの感じなんですよ。もうね、バカかと。長嶋JAPANからずっと、そうやってきて、まだやるのかと。

 もっと言葉を大事にしてくれよ・・・・と思う物書きの独り言でした。

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全ては落合の器の小ささから起きた悲劇
よかったね、おめでとう←このコメントは私の周囲の人たちもドン引きしてました
おそらくあの時日本で唯一日本の負けを切望していたであろう人間、それが落合なのだから

2009.08.08 07:22 URL | おはD #- [ 編集 ]













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