死ななきゃOK

死んだ方がいい、死にたくない、いろいろあるかもしれんけど、とりあえず、死ななきゃOK。っていつも言えたらなぁ・・・

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2009.01.29 23:59

 図書館で借りてきた2冊の「美」についての本。時代もジャンルも違うものだが、面白い共通項があった。

イネス・リグロンと由美かおる(※後ろ片付いてません)

 2007年出版の、イネス・リグロン『世界一の美女の創りかた』と、1983年出版の西野皓三『由美かおる 美しくなるための合気道』。ビックリするかもしれないが、写真右に移る女性は、あの「由美かおる」である。

 前者は、女性には特に有名だが、ミス・ユニバース日本代表のディレクターである著者の、「森理世の育て方」をまとめた本(二巻目も出ている)。
 後者は、西野バレエ団代表・放送作家であり合気道の有段者が、同じくバレエ経験者で合気道当時三段の、水戸黄門でおなじみの由美かおるを通じて、合気道を一般の(おそらく女性に)紹介している本。

 後者の本は25年も前の本で、ものがものだけに基本的に絶版であるのし、かなり貴重な本だと思うが、たまたま県内某図書館に所蔵されているということで、取り寄せてもらったわけだ。

 なんでって?

 気になるでしょ!?

 由美かおるは今、58歳だよ? なんか秘密があるだろうと。

 まずは本題から行こう。

 結論から言ってしまうと、「美」とは内面から来るものだ、というのがこの両者の本に共通したものだ。

 そりゃ確かに「ミスユニバースになっても日本の男にもてなくなるんじゃない?」とか言う声もあるだろうし、「合気道したところでブスはブスでしょ?」という声があってもわかるんだけど、根本的に「美」というのはそういった相対的なものではなく、「絶対正」とも呼べる、なんらかの魅力というかオーラといったものがあるものなのだと思う。

 顔の形ではなく、存在が持つ美しさというのだろうか?

 そういう意味で、私の友人に「エビちゃんともえちゃんの違いがわからない」と言われたエビちゃんはまったく「美」に欠けると思う(エビちゃんごめんなさい)。

 もちろん、庶民派感覚で言えば美しいのだが、この両者で語られている「美」は、そういった受け手を限定したものではなく、もっと人類共通の「美」というものを追求したものだという意味で、エビちゃん的な美とはまったく異なる。量るスケールがそもそも違うのだ。

 なので、安易に「わたし美人になりたいな♪」というような軽い気持ちならば、これらの本はなんの価値もないというのは言い過ぎだが、これらの本が持っている価値の1/10も伝わらないと感じるだろう。だって、多くの人には、そんなご大層な「美」と触れずに生きていくものだから・・・。

 とはいえ、それだけで済ませられないのもまた人間だ。

 「美」ってものは、メイクだけでつくられたものや、元の顔の良さだけで感じるものではないと、実はみんなわかっている。

 たとえば今日、ある広場で、芸能業界向けの専門学校生が自分たちの作品発表のライブをするらしく、リハーサルをやっていた。そこに並べられたパイプ椅子に自由に座っていたおばあちゃんが、歌が終了したときに拍手をした。周りの誰一人すら拍手をしないのに、その人だけが。

 歌を歌っていた学生は、その拍手に一礼することもなく戸惑っているようすだった。むしろ、迷惑だったのだろうか? それがイヤということはないだろうが、KYな行動に映ったかもしれない。

 でも、そこで「おかしい」なんて思う方がおかしいのだ。おばあちゃんは、たとえ練習でも、いい歌を聴かせてもらったわ、という意味で、義理ではなく本当に拍手をしたのだ。

 テレビのCM開けに代表されるように、だれもが人工的な拍手に慣れきっている。だから、お義理で拍手することだってある。どんなにつまらない作品であっても。生身の人間がいればなおさら、知り合いならなおさら、拍手する。

 でも、この場合、拍手する義理はまったくない。むしろ、拍手なんかしたら「恥ずかしい」とさえ思うかもしれない。そこでする拍手は、どれだけ価値のあるものだろうか? 友達に呼びかけて無理に来てもらってする拍手なんかよりもずっと、その人を正当に評価した拍手だ。「私はあなたの歌に感動しました」

 この価値を、この学生がどう感じたのか私にはわからない。でも、ここにこそ、「美」があると思った。それは、人としての美しさだ。「こうやれば美しく見える」という表面的なモノではなく、それと似てるようで決定的に違うものが、そこに見えてくるのだ。

 次回は、先にあげた本を通じてそれを追ってみよう。

 ⇒「美」についての考察(2)へ続く

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