死ななきゃOK

死んだ方がいい、死にたくない、いろいろあるかもしれんけど、とりあえず、死ななきゃOK。っていつも言えたらなぁ・・・

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2009.02.22 22:00

 中日ドラゴンズに、遠藤政隆という投手がいた。

 個人的には好きな方の選手だったのだが、負け試合の時は神懸かり的に凄い球をほうるくせに、競った試合ではそれが全然使えないという、大成して欲しいけど結局大成しなかった中継ぎ投手だ。

 戦力外のあとヤクルトにいって、その後どうなったのか知らなかったのだが、本日放送の、スポスタにて、遠藤の特集が組まれていてビックリした。

 途中から観ただけなんだが、なんでも、今、遠藤は、あの、トヨタ自動車の高級ブランド、レクサスの中川店でディーラーとして働いているそうな。人のよさそうな顔してるから、案外向いているのかもしれない。

 番組を観ていて、なぜ、2軍でクローザーをするぐらい、2軍では力をもてあまし、あんなに(いいときだけ)凄い球を放る投手なのに、結局、中堅選手のまま終わったのか、なんとなく見えてきた。

 それは、本人自身も気づいていることだろう、インタビューにこんなことを答えていた

「相手を蹴落としてまで上に立とうとまでは思っていなかった」

 それを、ディーラーで働く内に、みな(レクサスだし)「一台でも多く売ろう」と競争心に燃えていて、自分がプロ野球界にいたときにそういう気持ちを持っていなかったことに気づかされたらしい。で、この新しいフィールドで、自分も頑張ろうと思ったんだそうな。

 たしかに、今まで頑張ってなかったわけじゃないだろう。
 いい球を放れるということは、才能でもあり、練習の成果でもあるから。でも、それだけじゃプロの世界はやっていけない。才能のいい選手は掃いて捨てるほどいる、練習する選手も多くいる、その中で、ほんのわずかなチャンスにしがみついてでも・・・そういう気持ちがない人ほど、ドロップアウトする結果が待っている。運も必要な世界だから。

 私は、遠藤が、この新しいフィールドで、目標を見つけられたのは、凄くよかったことだと思う。野球界を引退した人はたいがい、サラリーマンになるか、球団職員になる。
 遠藤も、情報によると、落合監督から打撃投手(バッティングピッチャー)の打診を受けたが現役にこだわったからトライアウトを受けて、ヤクルトに入った。そのヤクルトも解雇され、韓国野球の道もあったが、家族のことを考えて(韓国でやれても2年と踏んで)、これからの人生を考えて、サラリーマンを選択したわけだ。

 いい歳からサラリーマンに転向して、辛いことの方がきっと多かっただろうけど、その時にサラリーマンを選択できるということは、もともとそういう星の下に生まれた人間なんじゃないだろうか? つまり、プロ野球の世界で骨を埋めるには、いいひとすぎたんではないかと。

 番組観てたら、奥さんも奥さんで、いいひとで、現役時代も「バッターの方を抑えて帰ってきてくれないかな」と願いながら見ていたそうだが、「方」って・・・・。いくら、元ラジオアナでも、そこまで気を使わんでいいのに・・・・でも、こういう人がいても、いいんじゃないかな、と思った。

 一社会での成功だけが、人生の成功じゃないしね。

 また、地元でなら、遠藤のことを覚えているお客さんがいるだろうしね。そういうのを、自分の人の良さと、野球界で培ったことを活かして、がんばってほしいもんだね。・・・・でも、レクサスって、今一番大変なとこなんじゃないか? う~ん、人生って、厳しいモノなのね。

 

 あとそれと、自分が「悪妻」だとか何を言われようと、「勝って結果を残すこと」を亭主に教え込んで、支えた、落合信子夫人は、凄い人だねぇと思った。あれぐらい徹底してるからこそ、落合に追従できる人がその後もそう出て来なかったんだろうね。勝負の世界ってやっぱり、その名の通り、勝ち負けをハッキリさせなきゃいけない世界なんだろうね。でなきゃ、生き残れない。

当時はすべての選手が一年契約でしたから、次の年に契約がなければ、ただの人。だから私と落合は、世間から金の亡者と言われてでも毎年球団と年俸を交渉してきたんです。p.83(落合信子『一心同体』
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