貧乏人は「消費」が快感で、金持ちは「投資」が快感、なんて大金持ちになる!系の本には口酸っぱく書いてあるもんだけど、それは非常に的を射ているのは確かだなぁと、ふと思った。
現在、プ→ライフ2010を満喫している私・・・・と言いたいところだが、実際は内心でハラハラドキドキして、貯金もないのにこんなにのんきに専業主夫なんてやってていいのかと思ったりなんかりするわけで。
しかも、根っからの貧乏性が染みついているもんだから、こういう時ほどまた「節約節約」と考えて守りに入る・・・・こういう悪循環を断たなければ、一生貧乏人のまま。
んで、今日はレンタルマンガを10冊600円で借りてきたけど、その600円を出すときですら焦ってしまったり。前にもそんなこと言わずこれも投資だと思えば安いものだと言っていたのにもかかわらず、今日もまた「ああ、金を使ってしまった」なんて思ったりする。
でもよく考えると、いつからこんな事を考えるようになったのかとふと思う。
どんな経験も未来の財産になるし、まして、自分が作ったものじゃないものに触れるということは、それはそれは貴重な経験であり、未来への投資なんだ、これをもっと活かしてやろうと若い頃は考えていたのに、今の私は、目先のことばかりにとらわれすぎている気がする。なんというか、自分から、経験を「ムダ」にカテゴライズしてしまっているというか。
たしかに、大人の視点から言えば、「やってもムダ」なことがあるのは事実だが、そういう考え方にとらわれているようじゃ、金持ちなんて夢のまた夢。むしろ、小金持ちであろうと、金持ちになりたいなら、人と同じことやってちゃダメでしょう。そう考えると、「ムダ」という考え方を捨てなきゃ始まらない。
そもそも、「ムダ」っていうのは、余剰がありすぎるときにすることで、ただでさえスリムなのにさらにムリして絶食ダイエットしても、男にはふられるし拒食症になるしといいことなんてないもんだ。
それに、自分の人生に「ムダ」なんて言葉を使ってしまったら、もったいないじゃないか。
・・・・・そう考えて、マンガ『特上カバチ』を読んでて、私はこれほどシビアに生きられていないなぁと思ったけれども、そういう世界をのぞかせてもらっているっていうことが、未来への投資だと思って、楽しんで読ませてもらいましたよ。
一日一日、ムダじゃないのよきっと。引き出しが増えていくんだもん。
それこそ、それを活かさない方が、「ムダ」だよね。
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