死ななきゃOK

死んだ方がいい、死にたくない、いろいろあるかもしれんけど、とりあえず、死ななきゃOK。っていつも言えたらなぁ・・・

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2010.10.16 23:59
 落合信子(中日ドラゴンズ監督の落合博満の妻)の本を4冊読破した。優勝記念に。


 なかには読んだ本もあったので、再読、という形になったものもあるが、その中に、「これは!という表記があったのでご紹介したいと思う。

 落合博満が中日ドラゴンズの監督要請を受諾し、信子夫人がどういう仕事を求められているのかという質問をしている会話の中で、こんな言葉があった。
「あなたがほかの野球選手と違うところって何? 三冠王三度は世界にひとり、あなただけよね。そこじゃない? グラウンドで相手に競り勝つために何をすればいいか知ってるんだから」(落合信子『一心同体』p.160)
 落合は、生意気だとか、一匹狼だとか、職人気質だとかいろいろと「問題」があるので、監督には向かないとさんざん言われておりましたが、落合が就任してからの中日は、毎年優勝争いをするチームになりました。

 主力が毎年のようにFAで出て行ったとしても、それでも勝つことができるのは、ひとえに、「勝つ」ということに対して、人一倍の執念があるということでしょう。

 そのために、周りからなんといわれようが、自分が考えるやり方で勝負と向き合う・・・・そういった監督のスタンスは、たとえ「不人気の要因」などと陰口を叩かれようとも、人気取りに走って優勝争いができなくなる監督よりははるかに、「勝つ」のがうまい。
 ではその技術はどこから・・・というのが、結局は、自身の現役時代のタイトル争いを制してきた経験から来ているのでしょう。そしてそのモチベーションは、信子夫人が落合に植え付けたもの。

 それを、信子夫人はよくわかっているからこそ、「あんたはそれをやるべきだ」と本当は気が優しくて欲のない落合博満(信子夫人・落合の兄談)に、「男」の持っている不可能を可能にする強さを引き出させ、目指すべき方向付けをさせているのでしょう。

 あらためて、「名宰相」だなぁと思いました。

 まぁ、そこには、相手に対して尊敬する部分があるからこそ、できるって前提が必要なのは言うまでもないですが、それがないのに尻ばっか叩いているところは、こういう風にはならない・・・ですよね、残念ながら。


 そんな信子夫人、女として「尽くす」姿勢について、このように述べています。

「コレがダメなら、次はコレ、と考えが尽きるまで何度でも試す。尽きるまであきらめない、止めない。それが〈尽くす〉ということなのです」(落合信子『一心同体』p.235)
 「尽くすのが好き」という女性が、その尽くした分だけ返ってこないことを嘆くなんてことも世の中にはありますが、そこには「覚悟」とかが足りないのかもしれないな、と思いました。

 本当に、自分の人生をこの人になら賭けてもいいと思える「覚悟」。

 それを持つためには、ひとりの人間としてきちんと自立していなければできないことなんでしょう。だから、それがないまま「尽くす」だけをし続けたところで、いっこうに効果が上がらないどころか、男がダメになったり、男にだまされたりする女になるってことでしょう。


 「尽くす」だけならカンタンですが、本気で「尽くし通す」のは、かなり難しいものです。
 尽くし通すということは、自分の人生を相手に賭けているからこそできること。そして、相手に人生を賭けるということは、自分の人生の価値を、自分で尊いものだと思っていなければ、たちまち軽んじられるものなのです。相手が、こちらに賭けてくれないからです。

 お互いの人生を相手に賭けあうことが、いい結婚、なのかもしれませんね。そりゃ、「好き」同士なだけじゃ、別れるハメになりますよね。

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