死ななきゃOK

死んだ方がいい、死にたくない、いろいろあるかもしれんけど、とりあえず、死ななきゃOK。っていつも言えたらなぁ・・・

--.--.-- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手 by FC2
トラックバック(-) | コメント(-) | この記事のURL | 編集 |
2006.04.07 23:59
 野球場へ行った。
 野球場に隣接して出来た大型ショッピングセンターにも行った。正直、こちらの方が気になったりもした。

 だが、試合が始まればどうだ。

 私が見に行く時は毎回ハラハラしながらも勝つ姿が印象的な中日ドラゴンズのエースである川上は、相変わらず攻めに攻め気で、時たまハラハラすることが多い投手だが、今日も(最初はハラハラしたけど)巨人・上原との行き詰まる投手戦を展開。
 1番から4番までの打率がみんな1割から2割という、守備要員を試合に出しているのかと聞きたくなるような竜軍の拙攻と、上原のキレのいい球が見事に「8時に試合終わるんじゃないか?」という、不思議なムードを造りだしていた(けっして褒めてはいない)。

 だが、無様な三振をくり返すことが多くても勝負所を読み違えることだけはしないことをWBCという大舞台でも証明して見せた福留が(褒めてる)、ここでも「打点、ホームラン0はないだろう」と思っていた私がスコアボードに視線を移した瞬間にその目の前を横切る弾丸ライナーでライトスタンドへぶち込むという、「らしい」プレーを見せてくれ、球場がにわかにヒートアップ。

 立浪のあり得ない送球にちょっと引きながらも、そこは朝倉とは違う川上がゲッツーで切り抜け、8時ちょい過ぎでむかえた9回裏。井端が速攻でアウトになったので「延長だな」と覚悟したファンの前で、ここでも勝負所だけは間違えない福留が出塁。連続出塁で満塁とした後、チャンスでは絶対に活躍するのが立浪だが、「ここでゲッツーだったら引退してもらおう」という冷ややかな目で見ていた私の目の前で、立浪らしいシャープな打球がライトスタンドへ一直線。あれだ、ヤクルトの五十嵐亮太から放った、西武の松坂大輔から放った、打球に似た打球が飛んだのだ。

 その時の一塁側に座るファンが、ライト線に近いところで打球が見にくくなるのもあって、打球のゆくえを追うべく、ウェーブのようにホームからレフトスタンドへと立ちあがる。私も立ち上がり打球のゆくえを身体全体で追っていたらなんとスタンドイーン!!

 レフトフェンスを越え、まさに打球が観客席に飛びこもうという瞬間、球場のボルテージは最高にヒートアップ。打球を追う時は普通、「おっ」とか「これは!」とか叫ぶことが多いファン達も、この時ばかりはこの打球の行方そのものに魅了され、打球がスタンドに入る瞬間までほとんど声を発することがなかった。だが、入った瞬間には、それまでの沈黙していたエネルギーが解放する場所を見つけたかの如く爆発。もう、普段の生活ではあり得ないほどのボルテージに包まれる。

 こんなとき、野球場に来て良かったと思うし、野球場でしか味わえない、一体感というか、全体で味わう、すでに未来が決められたサラウンドでは味わえない独特の空気感に、このチケット代は払ってホント良かったと思ったりもする。

 また、「普通じゃない」職業に就いた者につきまとうすべての苦労も、こういった一瞬、それもその仕事をやっているからしか味わえない感動があるということを思い出させてくれたことも、個人的には良かった。
 私も、フィールドは違えど、あちら側に立てる人間に早くなりたいと、精進をまた心に誓う。すべては得難い結果のため。
web拍手 by FC2












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://tkiyoto.blog6.fc2.com/tb.php/380-a58067d4

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。