死ななきゃOK

死んだ方がいい、死にたくない、いろいろあるかもしれんけど、とりあえず、死ななきゃOK。っていつも言えたらなぁ・・・

2005.04.05 16:59
「僕は死にましぇん!」

若い方はマジで知らないと思うが、「101回目のプロポーズ」というドラマでの、主人公が言った名ゼリフだ。

「若い方」と言ったのは、もう91年放送だから、14年の歳月が流れているからだ。
そこの方!いつまでも若いと思ってませんか!?もう14年ですよ、14年。そのときに生まれた子供はもう中学生。しかも、HEISEI生まれ(なぜかローマ字)。こんなんでジェネレーションギャップを感じていてはいけません。。

~知らない方への大まかな説明~
プロポーズに失敗しまくったモテないオッサンである主人公(武田鉄矢)が、100回目の見合い(!)で出会った、恋人が死んでしまったということで「男なんかいらね」と開き直ってしまった美人チェリスト(浅野温子)にプロポーズする話(←大まかすぎるぞ)。主題歌であるCHAGE & ASKA「SAY YES」が大ブレイク。 
~説明終わり~

・・・100回目の見合い・・・一年何回やっていたのだろうか?
それじゃぁフラれても当然かな、なんてヤボな突っ込みは避けましょう。だって、「37回目のプロポーズ」じゃ格好悪すぎですよ。むしろ、「三桁」のプロポーズ遍歴は終わらせたいという強い意志があったからこそ、死ぬ気でプロポーズできたのではないかと見てやるべきだ。

それよりも、本気で結婚したいのならこれぐらいの根性を見せるべきかもしれない。


話を戻そう。
そんなドラマの最後で出てくるのが最初のセリフだ。

「もう大切な人をなくしたくない」とかいう浅野温子に業を煮やした(←煮やしてない煮やしてない)武田鉄矢は、何を思ったか走ってくるトラックの前に出た。トラック急停車!
「僕は死にません!僕は死にましぇん!」と泣きながら訴えるシーンだ。・・・死んでいたら彼女に「恋人を殺す女」という物凄いトラウマを背負わせることになる気もするが気にしない。最近のドラマ書きはそういったことを気にするからおかしな作品が多いのだが。

もう一回話を戻そう。
今回このセリフを持ち出したのはワケがある。いや、ワケというのも大げさだが、ふと頭に浮かんだのだ

「僕は気にしましぇーん」

と。なにが、「と」なのか知らないが、こうやって浮かんだ言葉がテレビドラマの影響を色濃く受けてしまう悲しい世代である現実も知らないが、とにかく浮かんだのだ。「これは使える」と。

どう使えるのか?
それは、この作品に「ハマった」世代に対して、有効であると言うことだ。例えば、私より上の世代なら間違いなく「僕は死にましぇーん」とかいえば元ネタが「101回目~」であることが容易に推測される。

だから、例えば、こう使うことが出来る。
38歳の父親「苦労しないと立派な大人になれないぞ」
10歳の息子「僕は死にましぇーん」
と、こんな感じだ。

父親は馬鹿ウケだ。
「コイツはきっと大物になる」
こんなことを思うに違いない(←ないない)

特に、「101回目~」に感動した世代(当時20歳以降。子供にはネタにしかなってないから)にはかなり有効だと思われる。だから、今、30台後半の人がターゲットだ。「気にしましぇーん」はその応用だ。

「わたし、年上よ?それでもいいの?」
 「僕は気にしましぇーん!」
「このブログ、誰も見てないよね?」
 「僕は気にしましぇーん!」
「のびちゃん、また0点取ったの!」
 「僕は気にしましぇーん!」
「武田鉄矢って金八先生じゃないの?」
 「僕は気にしましぇーん!」

と言った感じだ(たぶん最初のしか使えない)。
もっと語感良い言葉を使うなら、「僕は知りましぇん」を使うと良い。

「知ってるか?お前の転勤が決まったらしいぞ」
 「僕は知りましぇーん!」
「中澤裕子って演歌歌ってなかった?」
 「僕は知りましぇーん!」
「のび太、ジャイアンのリサイタル当然来るよな?」
 「僕は知りましぇーん!」
「今日『認知して欲しい』って電話があったけど」
 「ぼ、僕は知りましぇ~ん!」

と言った感じだ(書いてて自分で大爆笑)。

相手を選んで(←かなり重要)、是非使ってみたい名ゼリフだ。


そこで先ほど言ったポイントが重要になってくる。ジェネレーションギャップを使うのだ。人間、自分に対して譲歩する人間や、話を合わせてくれる人間を一目置くという面白い心理を持っている。それを逆手に取れば、若者がオッチャンの気を引くのは簡単だ(かなり嘘)。

(学校での正しい例)
「加藤、『F1レーサーになる』じゃぁ親御さんの同意は得られないよ」
 「僕は気にしましぇーん」
このあと「101回目~」の素晴らしさを語り合えば、先生は貴方のために全力を尽くしてくれるに違いない。「わかった。先生がなんとかしてやる」と(←えー)。

(学校での間違った例)
「佐藤、高校どこ受けるんだ?今から勉強していたんじゃ間に合わないぞ」
 「僕は知りましぇーん!」
高校浪人は決定的だ。


そういや、このドラマ、今ブームのすげー純愛だよな、と思ったら純愛ブームの火付け役(?)である韓国の脚本家が中国盤「101回目のプロポーズ」を作ったらしい。しかも主演はチェ・ジウ。こりゃ売れるかな。
っていうかやっぱり日本のコピーなんかな、向こうのドラマのベースって。


Amazonでは「101回目のプロポーズ」だけではなく、いわゆる月9の「東京ラブストーリー」「ロングバケーション」とか、5つ星ばかりなのはちょっとびっくりだ。しかし、逆に言えばこういうことも出来る。あの時見ていた人がもう一度見たい、という人が見たから必然的に評価は高くなる、ということだ。
たとえるなら映画の「デビルマン」とか「CASSHERN」のように、映画になったときにすでにDVD化が決まっているような作品で、しかも「つまらない」という話題があると逆に「どんなにつまらないか見てみよう」として(見なくてもいいのに)見て、酷評するから、評価はガンガン下がる、と言うわけだ。

しかし、「CASSHERN」のカスタマーレビュー(211件)、「冬のソナタ」(193件)より多いんですけど・・・「101回目のプロポーズ」は5件なのに・・・誰か書いてやってくれ(笑)

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この作品紹介を見てびっくりした。
「そこはアメリカが存在しない世界」
・・・宇多田どーすんのよ!!
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