死ななきゃOK

死んだ方がいい、死にたくない、いろいろあるかもしれんけど、とりあえず、死ななきゃOK。っていつも言えたらなぁ・・・

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2007.03.13 23:59

 を読みました。
 風呂沸かしておいて、最後の方は沸いてからもかまわず一気読み。
 なので感想も一気書き。

 さて、知らない方も多いだろう、小川洋子『密やかな結晶』です。
 小川洋子と言えば第一回本屋大賞に選ばれて、映画化もされた『博士の愛した数式』が有名ですが、この作品も『博士の愛した数式』に出てきた設定と似たように、「記憶を無くす」ことが書かれます。もちろん発表は順序逆なので、『密やかな結晶』から『博士の愛した数式』に応用転換していったんでしょうが、なるほど、『博士の愛した数式』における記憶を無くすことに対するポジティブな流れは、『博士の~』が一般受けしたのも頷けます。

 しかし逆に、この本、『密やかな結晶』は読み手を選ぶ作品でしたね。

 作品の説明もする気もありませんが、カバー自体がもう、読者を選んでるとしか思えない(笑)。

 内容はさらに(以下略)。

 ・・・・というと、最近はやりで周防正行も新聞コラムで言ったような「サークル的な、読者の選び方」をしているのではなく、「どうだっ、ついて来られるか!」ってな感じの、そう、読書感想文がみんな同じにならないような作品でしたね。こういうのを偉そうに「読者を置いてけぼりにしてる」という人も結構(特にネットには)いますけど、そういう人が黙りを決め込んでしまいそうな、精錬された文脈なので、そういうのは余計な心配でしょうね。
 Amazonレビューを見てみると、まさにそんな感じでちょっと笑えました。

 個人的には、秋の夜長に、じっくりと腰を落ちつけて読んだり、
 物質的・社会的に何かをなくしたというより、精神的に何かをなくしたときに読む本じゃないのかな、と思いましたよ。

 わかりやすく言うなら、本屋の店員はオススメしないけど、大学図書館の司書はオススメするような作品?

密やかな結晶
密やかな結晶
posted with amazlet on 07.03.14
小川 洋子
講談社 (1999/08)
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