文は人なり

"The style is the man."――文は書くものじゃない、書こうとしたものが文になるのだ

 日曜日なにげにテレビを付けてみたら、なんと、今どきぁ「軽自動車のキャンピングカー」というのが密かにブームになりつつあるらしい。

 軽のキャンピングカー??

 そう、ちょっと信じられないかもしれないが、軽自動車の法廷規格に則ったサイズのキャンピングカーだ。

 そんなん可能なのかと思われるかもしれないが、これが意外とできてしまうらしい。というのも、軽に限らずだけど、普通に売られているワンボックスの自動車って、高さは規格いっぱいには作ってないのよね。だいたい180〜190cmぐらいじゃないかなぁ。で、規格上は2mまでOKだから、軽トラ(笑)を改造してキャンピングカー(略して軽キャンカー)にしてしまうってのが、実現可能なワケなんだよね。

 なんで軽にするのかっていったらハッキリ言って「安い」というのがあげられるけど(だいたい200万〜300万で、普通のキャンピングカーの半額)、価格だけじゃなくて軽ならではの税金・高速道路・保険が安いという利点もあれば、小回りが利くこと、特殊車両じゃなくて普通の軽自動車規格なので普通の駐車場に停められたり(立駐もOK)、軽ならではの取り回しのよさ・燃費の良さが、小さな子どもを持つ家庭と、定年後カップルに人気らしい。

 たしかにキャンピングカーってのは憧れるけど単体価格も高いし、駐車スペースにも困るし、それぐらいの経済的余裕は子供が小さいときにはないもんだ。だから一時期アウトドアブームとして、ワンボックス型のキャンプもできる車が人気だったよね。それをもっと具体的にしたといえばいいのだろうか。

 これはまた、時代の要因もあるだろう。今の親たちは自分たちが「反抗期」と呼ばれる時期を過ごしてきたことを知っているから、子供が小学生ぐらいの時しか家族といっしょにキャンプに行ってくれないとわかっている。だから、収入が良くなってからキャンピングカーを買ったところで無意味になるよりは、安いキャンピングカーでも、子供がキャンプしたがる内に出来たほうが、ずっといい、という選択も自然なのだろう。子供も体が小さい内は軽自動車で寝ることに窮屈も感じないだろうしね(我が家もしたなぁ)。今は二階まであるわけだから、嫌なわけがない。

 子供が大きくなったら見向きもしない、という考え方は、戦後すぐの世代には思いつかない考え方だろうが(というか中学出たら働きに出たからというのもあるが)、戦後から半世紀以上経ち、平和な時代が続いたからこそ、こういった子供との時間の使い方の知恵が蓄積されていったのかもしれませんね。














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