死ななきゃOK

死んだ方がいい、死にたくない、いろいろあるかもしれんけど、とりあえず、死ななきゃOK。っていつも言えたらなぁ・・・

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2005.06.18 23:18
レビュー3:万博のゴミと循環型社会2

 レビュー1:万博の分別事情
 レビュー2:万博のゴミと循環型社会
 レビュー3:万博のゴミと循環型社会2
 レビュー4:万博は循環型社会を提示したか?

 今回は3Rの二番目である、「リユース」、特に「デポジット」の視点でもって万博のゴミを考えます。
【Reuse(リユース)】
 ごみをそのまま再使用することです(もちろんキレイにしたりするんですが)。万博会場では前回あげた生分解性プラスチックの器などがそれに相当します。が、他になにを利用しているのかと聞かれたら微妙なところです。あとはトイレの再利用などでしょうか? あ、ポップコーンか・・・TDLのマネでしょうけど。
 通常こう言うところでできるリユースは、皿などの再利用、そして、リターナブルびんの飲料の提供です。リターナブルびんというのは、現在ビールびんしかやってない「デポジット制※」を導入した再利用ビンです。
※びんならば、びんの値段を価格に上乗せして販売する方式。そして、ビンを販売店に戻したときに、びんの値段を消費者に返す仕組み。日本でも昔はコーラのびんとかで返ってきた(例1リットルびん→30円)が、それよりも値段は高めに設定するのが環境対策といえるでしょう。

 前回のドイツで行われた万博では実施されていましたが、今回の万博ではやっておりません。なぜやらないのかと問えば、「落としたら危ない」「輸送が大変」「生産量が少ない」「輸送効率が悪くなるからCO2も増える」「ドイツでは不評だった」とか色々な理由をつけて返してくれるのでしょうが、本気で循環型社会を作ろうとするならそんなことしていてはダメでしょう。
 むしろ、万博会場内だけでもびん入り飲料を提供して、デポジットの魅力を展開する必要があるように思います。でなければリデュースもできません。「循環型社会」は新しい社会規範によって作られるのですから、現状の問題ばかりあげていてもできるわけがありません。実現が不可能かどうか以前に、それを議論したかどうか不明ですが。なにせ、企業主導のため、ドイツ・ハノーバー万博の(経済的)失敗をくり返したくないものですからね

万博のサイトから転載)
ごみの分別は、日本社会ではかなり定着してきています。飲料容器ではペットボトル、缶(アルミ、スチール)、びんなどがあり、自治体によってはびんなどは色別に行われています。これらは資源ごみとしてリサイクルされ再び私達の生活に役立っています。
・・・で、万博では?


ちなみに、「デポジット+愛地球博or愛知万博」でキーワード検索した結果。
expo_deposit.gif

214件!

 それだけ日本ではデポジットの流れが全然ないと言うことでしょう。紙コップはちらほらあるんですけど(私の大学でもそうでした)、万博会場では紙コップは「紙コップごみ」で、紙コップがお金になるなど知らない人が多いままですし。カナダでは紙パックもデポジットらしい(情報元:うわっ!汚ぇ!!)。

expo_vender.jpg
万博会場の自動販売機。この自販機にはどこにでもある紙コップ用のゴミ箱がある。もちろん、デポジット機能はない。とうぜん、他のゴミも捨てることが出来てしまう。これは回収する側にもデメリットが多いと思うんですがいかがか?

expo_deposit.jpg
ドイツで見たビールのデポジット。特売価格なのだが、それでも手書きでpfand(デポジット料金)が書かれている。中身0.35ユーロ+ビン0.15ユーロ(びんの値段はおそらく固定)。・・・にしてもビール1本0.35ユーロって・・・デポジット恐るべし(つーかドイツ恐るべし※)。
※実は、この「Weihnachtsbier(クリスマスビール)」、売れ残りだから安いんだよね。写真撮ったの3月だから。

 ちなみに、ペットボトルのデポジットをする国もある。そこのペットボトルは厚手で頑丈で、何十回と洗ってリユースする…けど、実際の割合はそんなに高くない。逆にペットボトルを薄くして「リデュース」しているという考え方が業界的には常識。ペットボトルを捨てられないのは消費者よりもメーカーかもしれませんが。
 もちろん、ペットボトルリサイクル効率が上がって、ペットボトルからペットボトルへリサイクルするという技術までできているのも現実です。さすが技術大国とも言え、ペットボトルが循環型資源として考えられるようになった、ということの証かもしれない。ただそれは、ペットボトルを生産し続けることを容認する流れでもあり、まだまだモメそうな気配もあります。
 参考までに、PETボトルリサイクル推進協議会は、リユースペットボトル(リターナブルペットボトル)の普及について、消費者が外観を気にするからムリだろ、と思ってるそうです。容器包装の外観とは言うけど、今のペットボトルはペットボトル全部を包むタイプも多いような気がするんですがいかがでしょうか? つーか消費者のせいですか? 正直に「我々はPETボトル『リサイクル』推進協議会なんだよ!」って言ったらどうでしょう?


 ちなみに、愛知県館とか、建設に際しての既存施設破壊時のコンクリートとか、再利用可能な屋外トイレなど、建材に関してはリユースを意識したものが多いようです(ちなみに、長久手会場の西ターミナル駐車場だけに水を汚さないトイレがあるらしい)。
 この辺は環境万博なら当たり前でもあるんですけど、こう言うのをやっていることを世に知らしめるのは大事だと思います。

 その4へ続く
 レビュー1:万博の分別事情
 レビュー2:万博のゴミと循環型社会
 レビュー3:万博のゴミと循環型社会2
 レビュー4:万博は循環型社会を提示したか?
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