死ななきゃOK

死んだ方がいい、死にたくない、いろいろあるかもしれんけど、とりあえず、死ななきゃOK。っていつも言えたらなぁ・・・

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2005.06.27 23:59
レビュー2:MS戦にみる映像表現の狙い

ライラのガルバルディβを蹴っ飛ばすMk-2もカッコ良かったが、やはりラストのMS戦のシーンが全書き下ろしということもあり、現代の映像技法(CGとかの技術じゃない)を駆使した物凄い迫力を持ったものになっている。
なので、時間の都合上も含めて、このシーンだけを取り上げる。
軍人を仕事として受けとめているブラン少佐が、任務のために己の技術をフルに活かしてMSアッシマーを駆使し、主人公たちを追いつめるシーンは圧巻。っていうかカッコ良すぎ。咬ませ犬のジェリドとか、うかつなカクリコンとは全然違い、第一部のラスボスに相応しい(たぶん、ティターンズというのが頭だけのエリートの集まりというイメージを見せる効果があるのだろう)。
その前の中ボス、ロザミアのギャプランもスピードと火力を感じさせ、主人公たちがやられるんじゃないかとハラハラする攻撃シーンもお見事。ロザミアのセクシーさや、ブランの軍人っぷりがアップしているのも見逃せないやはり敵も魅力的でなければ意味がない。わかったか、ジェリド。ライラを探してる場合じゃないぞ。私怨で戦っていては本当の意味では強くなれないのだ。

スポンサーの都合かやたら変形MSばかりでるZガンダムだったので、映画ではそれを前面に出さないかと思ったが、出しまくり。ギャプランのMA形体の高速性、MS形体での狙い撃ちなど、変形する「意味」を映像で体感させてくれる。富野監督は∀ガンダム以降過去を肯定することができるようになり、なおかつそれをうまく魅せることが出来るようになったという心情の変化を表してるように思う。昔のうつ状態だった監督ならこの変形シーンはおそらくカットしたように思う。
一緒に見た友人はマラサイに惚れまくっていたが、個人的にはギャプラン&アッシマーの連続襲撃はカッコ良すぎ。ハイザックが雑魚キャラとして派手にやられて、主人公たちの強さを見せながらも、それを苦しめる彼らの波状攻撃は、「アムロがいなかったらやばかった」と思わせるに十分。アッシマーファンやギャプランファンにはたまらないだろう。ブログでも「アッシマー&ブラン少佐カッコ良すぎ」の意見がかなり多いように思う(ホントかよ)。
(証拠:大蔵@日本國AFTER GENESiS楽描け!_〆(..)まだだ!まだ終わらんよ!!

でも、アムロがいきなり飛行機強奪してるのはちょっとエピソードが足りない気がした。


特にこの戦闘は全カット書き下ろしなので、もう、何度も見たいと思わせる出来。こんなに戦闘シーンに迫力があるアニメは観たことがない(断言)。

ビームを避けるシーンなんてカッコ良すぎて、「オレもMS乗りてぇ」と思わせる出来。ビームを避けるのが非科学的かどうかなんて知ったことではない。避けるシーンが不自然に思わないのはおそらく、人型兵器だから、人間の「避け」のイメージがオーバーラップするのだろう。たとえるならドッジボールの球を避ける感覚が重なるから、ビームを避ける行為がカッコ良く見せ、なおかつ緊迫感をもたらす。「勝負所なのだ」と。
ドッジボールでも、球を避ける時は人数が少なくなったとき、それも避けている人の視点で描いたほうが絵になる。それと同じことが劇中で描かれているというわけだ。こういうのは、ドッジで最後まで生き残りたいと願う男にはたまらないだろう。女性はこのシーンでそこまで感動しない気もする。


このMS戦に描かれた構成から見える狙いを語るならば、こうなる。
アウドムラでジャブロー脱出→すぐさまその掃討作戦に入る連邦軍(軍隊として仕組みができている)→高速戦を想定したギャプラン、アッシマーの登場(スピーディーな追撃で追われている感覚が強くなる)→ギャプランがスピードをいかして襲いかかる(一回目の危機感)→ギャプランのメガ粒子砲(大口径ビーム)をすれすれで避けるガンダムMk-2(向こうの軍の方が戦力はあると思わせる)→Mk-2おされ気味で突破されアウドムラが狙われる二回目の危機→しかし主人公カミーユより戦闘経験豊富なクワトロが大人な読みで撃退(カミーユに何かを教えることができる人間であることの証)→ギャプランがある程度やられることを想定していたラスボスのアッシマーが登場(ギャプランより上の実力と性能があることをアピールする必要がある)→カミーユの弾をなんなく避けまくる(実力があるのに咬ませ犬を使うという真打ちらしさ)→百式のクレイバズーカを撃ち落とす(すげえのが現れたという第三の危機)→弾を食らっても「散弾ではなぁ!」と言ってパンチするアッシマー。肉を切らしてでも骨を立つことを重視する軍人の強さを見せる(「ニュータイプなだけでは勝てないんだよ!」みたいな。ランバ・ラル?)→そうやってカミーユたちから逃れてアウドムラを狙うのではなく、相手戦力をすべて退かせてからアウドムラを狙うアッシマー(誰か助けて!どこかにいないの?という最大の危機)→アムロの飛行機の特攻で墜とされるアッシマー(さすがのブランも飛行機が来るとは思ってなかった&それを実行した「勝つためにはなんでもする」元エースパイロットならではの攻撃。これもカミーユに先輩パイロットとして何かを伝えることができる人間であるという証)→予期しなかった攻撃を食らったときは大人しく退くアッシマー(指揮官として読みどころを間違えない軍人であることの証=今後はさらに戦略を練って登場しそうな予感)→特攻しても命だけは散らさないアムロと、行為に敬意を表して自らアムロを迎えに行くカミーユ

・・・といった感じかな。これで、カミーユはクワトロとアムロ、ブランという戦いのなかに身を置いて来たスゲェ「大人達」に導かれて成長していくようなイメージをつけさせたように思う。これは、ちょっとヘタレな大人たちによって、導かれることが半端になったTV版とは変えてあるところなんだろうと思う。おそらく、「大人に敬意を表しない小賢い子供たち」という現代の風潮を反映しながらも、「やっぱ大人ってスゲーんだぞ」みたいなものを見せているのだと思う。たしかに監督、あんたはスゲーよ。

そういったストーリーと人間的描写については次回考察することにしよう。
 レビュー1:Zガンダム、観ました
 レビュー2:MS戦にみる映像表現の狙い
 レビュー3:ストーリーと人物描写
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TVでも惚れたブラン&アッシマー、
劇場版ではさらに格好良かった

2005.08.11 16:32 URL | 名無し #- [ 編集 ]













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機動戦士Ζガンダム A New Translation 星を継ぐ者
 中学部の授業終了後、寿司喰って、中坊の相手して、着替える暇もなくスーツのままで映画館に直行。劇場版Ζガンダム第一部を見てきました。スーツで見に来ている観客が他にも結構いたので別に違和感はなかったですが、やはり大半は一目でわかるガンヲタばかり。兵庫県内で

2005.06.28 20:28 | 大藤@日本國

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